
「ミス兵庫」は、二代目瀧澤光龍斎の作で、着物には丸に三つ松の紋があしらわれています。
当初はミズーリ州セントジョセフのセントジョセフ子供博物館(現在のセントジョセフ博物館の一部)に寄贈されました。
ミズーリ州南部のカンザスシティには「ミス静岡」が寄贈されています。「ミス兵庫」が州の東側にあるセントルイスではなく、カンザス州に近いセントジョセフに寄贈された背景には、セントジョセフ子供博物館の創設者であるオレル·アンドリュース氏の強い影響があったと考えられ、可能な限り答礼人形を子供博物館に所蔵するという当時の方針を反映しています。
「ミス兵庫」はほぼ全てのお道具を備えていますが、それらには汎用的な牡丹紋があしらわれており、着物の丸に三つ松紋とは一致していません。また、乗船券とパスポートは失われています。
記録写真との照合により、この人形は本来「ミス三重」だったことが判明しています。