
「ミス鳥取」は、二代目瀧澤光龍斎の作です。着物には丸に三つ葉葵の紋があしらわれています。
1929年当初はサウスダコタ州ピアの州立歴史博物館(現在のサウスダコタ州立歴史協会)に寄贈されました。
1988年には、『お帰りなさい答礼人形:青い目の人形交流展』(国際文化協会·そごう百貨店·朝日新聞社)への出品のため里帰りました。この展覧会は、そごう百貨店を巡回会場として、4月から9月にかけて横浜·広島·徳島·神戸·札幌·松山、および首都圏の千葉·八王子·柏·大宮など10都市を巡回しました。
「ミス鳥取」には、アメリカ製の旅行用トランク、パスポート、乗船券、展示台を除き、ほぼすべてのお道具類が揃っています。
着物に付された三つ葉葵の紋は、複数の答礼人形に共通して使用されている数少ない紋のひとつで、アイダホ州ボイジーにある「ミス奈良」(本来はミス神奈川)にも同じ紋が用いられています。
記録写真との照合により、「ミス鳥取」は本来「ミス宮城」として製作されたものであることが判明しています。