Miss Nagoya

オリジナル名:
Miss Nagoya
個人名:
Unknown
アーティスト:
Mensho XII
場所:
Atlanta History Center
シティ:
Atlanta
状態:
Georgia

「ミス名古屋」は名古屋市を代表する答礼人形で、製作者は面屋岡本庄次郎(十二世面庄)です。着物には名古屋市章があしらわれています。

「ミス名古屋」は、「ミス大日本」および東京·大阪·京都·横浜·神戸の各都市を代表する人形と同様に、皇室御用達の京都の老舗、丸平大木平蔵の監修のもとに製作されました。東京製の布帛のやわらかな関節をもつ市松人形とは異なる、木製の関節可動構造(三つ折れ)が特徴です。

1928年5月、「ミス名古屋」はアトランタ美術協会の仲介で、ジョージア州アトランタのハイ美術館に寄贈されました。1937年にはアトランタ中心街のカーネギー図書館に長期貸与されました。戦後、人形はフェーンバンク児童博物館に移されましたが、同館は短期間で閉館します。1953年に再びハイ美術館に返却された時には、人形はかなり損傷しており、お道具類や展示台も失われていました。

1985年には中日新聞社主催の「戦争と女性」展への出品のため、「ミス京都府」とともに日本に一時帰国しました。このとき、京都の人形師·十二世伊東久重が保存修復をおこない、当初の着物の褪色を防ぐ目的で、アンティークの着物に着替えさせました。

1988年には、東京で開催された『お帰りなさい答礼人形:青い目の人形交流展』(国際文化協会主催)に出品されました。

現在、「ミス名古屋」はアトランタ歴史センターに所蔵されています。

着物の紋章:
Owari tokugawa hachi (Encircled Eight Nagoya City Seal)
土具 (調度品) の紋章:
Unknown
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