
「ミス岩手」は、岩村松乾斎の作で、岩手鈴子と名付けられました。着物には八重桜の紋があしらわれています。
1928年春にアメリカ北東部を数か月かけて巡回したのち、同年7月にアラバマ州バーミングハムで正式に受け入れられ、バーミングハム公共図書館に寄贈されました。現在も同館に所蔵されています。
乗船券とパスポートを除き、ほとんどのお道具が残されています。特に興味深いのは、漆塗りのお道具を納めるための木製収納箱で、そこには「Y. Tanaka 漆器製作所」のラベルが貼られています。
記録写真との照合により、この人形は本来「ミス大分」だったことが判明しています。