Miss Hiroshima

オリジナル名:
Miss Yamaguchi
個人名:
Hiroshima Hiroko
アーティスト:
Takizawa Kôryûsai II
場所:
Baltimore Art Museum
シティ:
Baltimore
状態:
Maryland

「ミス広島」は二代目瀧澤光龍斎の作で、広島広子と名付けられました。着物の紋は結び雁金です。

1928年にメリーランド州ボルティモアのボルティモア美術館に寄贈され、1933年にはボルティモア市内のプラット図書館に長期貸与されました。図書館では1941年に戦争が始まるまで、目立つ場所に展示されていました。

開戦当初も展示が続けられた稀有な答礼人形でしたが、1945年の広島への原爆投下をきっかけに展示から外され、安全のためボルティモア美術館に戻され保管されました。

1973年、地元のメアリー·スギヤマ氏の尽力により、日本での保存修復のために一時帰国しました。これは答礼人形の初めての「里帰り」でした。1988年には、国際文化協会が主催した大規模な答礼人形展のため、再び日本に帰国しました。

この人形には、乗船券やパスポートをはじめ、複数のお道具が残されていますが、当初の展示台は失われています。また、お道具のいくつかには「ミス長崎」の山桜の紋が付されていました。

記録写真との照合により、この人形は本来「ミス山口」だったことが判明しています。

着物の紋章:
Musubi karigane (Encircled Wild Goose)
土具 (調度品) の紋章:
Yamazakura (Mountain Cherry)
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