
「ミス福島」は、二代目瀧澤光龍斎の作で、福島絹子と名付けられました。着物の紋は上り藤です。
人形は1928年9月にテキサス州ヒューストン美術館に寄贈されました。その後、1990年にサンフランシスコのバターフィールド&バターフィールドのオークションにて、すべてのお道具とともに競売にかけられ、個人蔵となります。2007年には、アラン·スコット·ペイト氏の所蔵となり、保存修復のために日本への里帰りを果たします。福島県では帰国を祝う特別な式典が行われました。
2009年には、ミズーリ州カンザスシティ·おもちゃ·ミニチュア博物館に収蔵され、現在も同館に所蔵されています。
このような経緯を持ちながら、アメリカ製の旅行用トランクを含む当初のお道具類のほとんどが現存しているのは特筆すべきことです。
また、記録写真との照合により、本来は「ミス愛媛」だったことが判明しています。